「最近忙しくて、かなり仕事がハードだったせいか、腰痛になってしまいました」
というＭさん、５０代女性、介護の仕事をされおります。

Ｍさんは介護の仕事で、肩こりや肩が痛い、腰痛などで、月に１度ほど、通われており、最近はほとんど、腰痛は出てませんでした。

「最近、腰痛はなかったですよね」

「はい、こちらに通い始めた頃は腰痛もありましたが、最近は軽い肩こりと肩のだるさ位でした」

「何か、いつもの月と、違いはありましたか？」

「はい、最近利用者さんが増えて、担当する人数も増え、かなりハードになりました。さらに今月は入浴介助も多かったですね」

「そうですか、かなり腰に負担がかかってますね。早速チェックしましょう」

先ずは骨盤、右側が完全に前傾して、そのバランスで、左側が後傾して、骨盤が完全に捻じれています。そのため、骨盤の中心の骨、すなわち仙骨が歪んでしまい、腰痛になっています。さらにＭさんは右利きの為、右腕からすくい上げるように介助をするので、右半身全が全体的に前にずれていたので、右腰部が前方に引っ張られ、かなり固くなっている状態でした。

調整に入ります。
今回は、前傾している骨盤を４ヶ所に分けて、それぞれとバランスをとって歪んでいる肋骨を同時に調整しました。

調整後、立ってもらうと、前方に歪んでいた右肩は開いて、引っ張られていた腰部も柔軟性を取り戻し。捻じれた骨盤も元に戻っていました。

「あれ、腰痛が無い、不思議、感動です。今回はかなり痛みがあったので、何回か通わないとダメかと思ってました」

「Ｍさんの場合、通い始めの頃、毎週通い、さらにその後も毎月調整ししに来ており、子どもの頃からの色んな癖や打撲歴の歪みがほとんど調整されているので、１ヶ月間で、疲労して出来た歪みであれば、１回の調整でかなり改善されると思いますよ」

「そうなんですね、真面目に通っていて良かったです」

「でも、２，３日様子をみて、痛みがぶり返すようならば、直ぐ来て下さいね」

「分かりました。ありがとうございます」

このように職業が原因で、歪んで症状が出ている方は多いです。
当院では、職業はもちろん、仕事の内容も伺い原因を探ります。