当院は、様々な症状の方が来院されています。
その方達の大半が、整形外科の受診経験があるそうです。
そして、病名をつけられたり、骨には異常がないと言われたり様々ですが、必ず処方されるのが、湿布・痛み止め・血行促進剤です。
この”三種の神器”で治った方はほぼいません。
ということは効果がないということです。
それはなぜか?
治す薬ではないということです。
湿布と痛み止めはどちらも消炎鎮痛剤です。
炎症をおさえて痛みを抑えるものです。
使い続けると、血行を阻害しますし冷えを起こします。
温湿布も同じです。
冷たく感じるか、温かく感じるかの感覚も問題で、温めてるわけではありません。
では血流促進剤はどうでしょう?
一見血行を良くしてるんだから、効果があるのでは?
と思いがちですが、痛み止めと湿布は血流を阻害するので、同時に服用するとどちらの効果も消されてしまいます。
さらに痛み止めを服用し続けると、いつも体温が下がり、他の病気を引き起こします。
湿布・痛み止めはけがの際の応急処置と考えた方が良いです。
整形外科は外科です。
手術が必要か否か判断するための手段であって、手術の必要がない場合は、他の治療の検討をした方が良いと思います。
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