最近、股関節や膝、足首、腰等が痛いと言って来院されている、小学生～高校生が増えています。

原因は、ストレス、通学カバンが重い、練習がハード等があります。
中でも一番多いのが、部活、クラブ等の練習がハードな事です。

私は、小学生高学年の頃、野球や体操に通っていましたが、遊びの一環で楽しんでやっていました。
疲れたり、友達と遊びたい時はさぼっていましたので、疲労するままでは練習しませんでした。
一方、最近子供は真面目に取り組んでいるようです。
さらに親御さんもスケジュール管理や送り迎え等で子供をバックアップしています。
そのため親御さんのモチベーションも高いので、子供のSOSに気づきにくい場合があります。
特に多いのが筋肉疲労です。練習が子供の筋力以上にきつい為、疲労が蓄積し怪我をしてしまいます。

昔の子供は入学前から、公園やグランド、お寺の境内等で大きい子に交じって走り回って遊んでいたので、小学校高学年の頃には筋力が練習に耐えうる位あったのですが、最近の子供達はあまり外で遊ばないので、昔に比べ筋力が劣っています。すなわち、筋肉疲労が起こり易いのです。

筋肉疲労による怪我を防ぐ為に親御さんは早めに疲労が溜まってないか、良くお子さんを観察してください。
疲労に気づきましたら、早めに休ませてあげて下さい。
さらに子供は遊びたい気持ちを抑えて練習してますので、その気持ちにも気づいてたまにはいっぱい遊ばせて下さい。
休ませても疲労が取れにくい場合は、いつでも当院にご相談下さい。