「今回、肩こりがものすごく強く、張ってるんです。最近こんな事無かったんですが」
突然、肩こりなったという、介護のお仕事をされている３０代女性のMさん
定期的に通われてもうすぐ卒業も近い方で最近では、ほとんど自覚症状がなかったのですが。

早速、骨格をチェックしてみると顎がかなり大きく歪んでいて頚椎７番　肋骨４番７番もずれていました。
頚椎７番がずれると肩こりの症状が出ます。

「顎が大きく歪んでるんだけど、頬杖ついたりソファーで寝たりしませんでした？」
衝撃で歪んだ感じではなかったので訊ねてみました。

「ん～それはないと思います。なんだろ～　あ～そーいえば今歯の治療してるんですけど、歯医者でかなりの時間、口を引っ張られてました。それと今、奥歯の治療中で左の上の奥歯、低くなってます」

「そうですか、それは顎が歪む訳だ。それと奥歯？どっちの何番目？」

「そ～言えば歯医者の先生が左の７番って言ってた」

「では、ここ痛いですか？」
左の上の歯の７番の歯根骨とバランスをとる頭頂骨の中のポイントを軽く押してみると

「そこすごく痛いです」

「治療している歯がかなり削られていて低くなっているので、何日かの間に歯根骨が下にずれそのバランスをとって、頚椎が歪んでしまったようです」

引っ張られて歪んだ顎と肋骨７番を調整したら、頚椎７番は整っていました。

「ホントだ、肩楽！、でも歯が入るまでまたちょっと張りますか？」

「奥歯、いつ完成します？」

「再来週って言ってました」

「それまでまだ日にちがあるので、辛くなったら調整しに来た方が良いですね、歯が入ってしまえば、歯根骨と、さっきの頭頂骨のポイントの箇所一度調整すれば後は大丈夫ですよ」

「わかりました。ありがとうございます」

歯の治療の際、顎を長時間引っ張られるので、顎が歪む事が多いですね、さらに入れ歯の方は、長時間外していたり、合わない入れ歯を我慢して使っていると、歯根骨が歪み、今回のような不快な症状が出ることがあるので、注意が必要ですね。