月に1回出産時の歪みを調整に来ている5歳の女の子Sちゃんが、風邪で来院。
「今日はぐったりしていて熱もあり、ご飯もぜんぜん食べないし、吐いて、喘息がでてゼイゼイして、病院に行って薬をもらって飲んだんですけど、全然良くならないんです」
とお母さん。
いつもなら、1つ上のお姉ちゃんと調整に来て、待ってる間、施術室を走り回ってお母さんに怒られるくらいなんですが、今日は顔色も悪くぐったりしています。
「最近、転んだり、どっかにぶつけてない?」
お母さんとSちゃんに確認しました。
二人とも
NOという返事だったので、早速歪みをチェック。
肋骨の1番から5番まで、大きく歪んでいます。
肋骨 2番、3番 風邪の諸症状
肋骨 3番 喘息(咳)
肋骨 1番、5番 吐き気(胃) といった症状が出やすくなります。
そしてSちゃんは出産時の歪みがまだ残ってるので、頭蓋骨をチェック。
肋骨1番から5番とバランスを取る部分の、後頭骨の1番から5番までと側頭骨の歪みがありました。
当院の骨格調整は、ただ歪んでいる骨を調整するのではなく、原因となっている骨を調整するので、出産時の歪んだと思われる、側頭骨、後頭骨を先に調整します。
頭蓋骨を調整している途中で呼吸が少しづつ静かになり最後には眠っていました。
後頭部、側頭骨の調整後、肋骨の歪みは消えていました。
調整が終わりSちゃんに起きてもらうと、顔色も良くなり、喘息のゼイゼイが弱くなっていました。
「楽になった?」
とSちゃんに聞いてみると。
「うん、お腹すいた」ニコッと笑って「せんせーありがとう」と言ってくれました。
子供は特に調整後、顕著に症状が変化します。
やはり出産時の歪みは、子どものうちに調整すると、改善も早いですね。
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