最近、肩こりや背中痛などで、マッサージを定期的に受けられた方が、当院に新規で来られる方が増えております。
理由は、何度もマッサージを受けているうちに、なんかスッキリしなくて、強い刺激や長時間のもみほぐし求めた結果、動けない位の痛みになって、揉めない状態なったり、効果が全くなくなってしまったいう方が結構おられます。

初期の肩こりや、背中痛でマッサージはもちろん効果があります。月に1度の頑張った体のご褒美という方もたくさんおられるでしょう。

痛みが酷くなる前に、定期的にほぐして、体調を整えるのであれば良いのですが、辛くなってから行く方が結構おられます。
その場合、今までのソフトなもみほぐしでは改善出来なくなります。（この時すでに骨格が歪んでいます）
必然的に施術者に強くしてほしいとお願いしたり、施術者も強めになったり、時間の延長を勧めたりします。終いに３日連続でマッサージに行ったと言い方もおられます。

さて、どうして強いマッサージや、連続の施術が危険なのか？
疲労で硬くなった筋肉をほぐすことで、肩こりや、背中痛が回復します。施術後も血行が良くなりさらに疲労も回復し効果的です。

しかし痛みやコリが強いとすぐにはスッキリせず、強め、長めになります。筋肉を揉みすぎると、感覚が弱くなります。強い揉みを長時間さらに繰
り返し続けると、知らないうちに脳から麻酔が出て、慢性的に感覚が鈍くなります。
この感覚が鈍くなるのが最大の問題なのです。
感覚が鈍くなると、疲労に気づきにくくなり、なんとなく調子が悪いが痛くはないから大丈夫となり、気が付くと動けないほどの痛みになります。動けないという事は、骨格の歪みが強くなっているので、揉んだだけでは回復しないでしょう。

肩こりや背中痛は疲労だけでなく様々な原因があります。例えば、１日PCで仕事している方は、眼精疲労、手指の疲労、手首や指の歪みなどの原因があり、原因の箇所を施術しない限りはいつまでも繰り返しです。

一度、自分がしている仕事や、趣味、生活習慣などで、酷使している体の部分を考えてみて下さい。
案外、肩や、背中ではないはずですよ。

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