「冬の間、道が悪くて、こちらに通えなかった間に、転んだり、雪かきやらでひざ痛と腰痛が出ました」
という60歳の主婦Hさん。
昨年から、肩こりや背中痛の症状があり定期的に通われていましたが、今年の冬は早くに雪が積もってしまい、道路状況も悪かったので、12月から2月末まで、通院を我慢していたそうで、そのうちにひざ痛や腰痛に悩まされてしまったようです。
「転んだとおっしゃってましたが、どのように転びましたか?」
「はい、前側につんのめって、ひざを付きました。そんな転び方を3度ほどしました。後はご存じのとおり雪かきの負担でさらに負担がかかったのだと思います。」
「わかりました、早速チェックしましょうね」
最初に骨盤をチェック、右側が前傾、左側が後傾していて、捻じれていました。
という事で、まずは骨盤を調整。
続いて右ひざのチェック、ひざ全体が後にずれていて、特に皿の内側上下にくぼみが出来ており、そこを押すと痛みがあり、ひざの靭帯、筋肉はガチガチに硬くなっています。
調整はそのくぼみの反対側、つまり膝裏側の盛り上がってる箇所を、4か所に分けて調整。
調整後前側からの圧痛を確認し、先程の痛みが無くひざ裏も柔らかくなったので、ひざはOK。
後は関連性のある背骨を調整し全体的にほぐし、仙腸関節の調整をして終了。
この行程を2回の通院で調整。2回目は2週間後の調整でした。
2回目の調整のあと起きてもらったときのHさん
「前回の終わった時と全然違います。ひざ痛も腰痛も無くなりました。何回も転んでひざを打ったので、こんな辛いひざ痛が出たのですね。ありがとうございます」
転んでひざをつき、暫くしてからひざ痛が出る方以外に多いです。しかしその場合は原因がはっきりしているので、打ったひざを調整すれば、割と早めに解決します。ひざに痛みがある方、転んでひざをついた事が無いか、思い出してみて下さい。
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