椎間板ヘルニアの手術の予定を回避!1

「医師に椎間板ヘルニアの手術が勧められているのですが、どうしても手術したくないので、そちらの施術を受けてみたいのですが」
という電話で予約をされた50代女性自営業のMさん、次の整形外科の受診日に、手術の日程を決定する予定で、その前に藁にもすがる思いで当院を予約されたそうです。

車から降りると、ご主人にささえられ、歩くのも困難な様子。

「3週間前にギクッときて、針、マッサージへ行ったのですが、一向に良くならず、2週間前に整形外科へ受診して椎間板ヘルニアと診断されました。腰椎の4番と5番がつぶれていると言われ、大きな病院での手術を勧められました、でも何とか手術は避けたいと思っていたら、主人がこちらのホームページを見つけ、かなり評判が良いようなので、予約してみました」

「そうでしたか、ありがとうございます」

早速、整体チェックシート(当院では、症状の原因をしっかり追究して、原因特化の施術を行う為、主訴の症状のほか、職業、趣味、打撲歴、病歴、出産時の状態、けが歴、事故歴など差支えない範囲で詳しく記入して頂いております)の記入していただきました。

その記入事項から推測される原因は、

1、20代で一度ギックリ腰になったことがあり、針に通い改善した→ギックリ腰になった時の骨格の歪みがそのまま残っている。

2、子供の頃、自転車で転倒、右肩が脱臼、接骨院にて整復。→肩の脱臼は整復してもとに戻っているが、その時に打った背中、腕に歪みが残っている。

3、仕事が調理、販売で、長時間立ちっぱなしの仕事でさらに最近体重が増加。→ふくらはぎ、大腿部、臀部のハリ、コリが強く筋肉が萎縮している。

4、スキーをずっとやっていた。→転倒による骨盤の歪み、足への過度の負担により、下肢の骨の捻じれ。

と考えられる。

続いて、体のチェック、
A、腰のトラブルで一番多い原因の仙腸関節(骨盤と骨盤中央の骨との関節)の動きが悪いく、仙骨自体に大きな歪みがある。→1、3、4が原因

B、全身の筋肉が硬直している。→1~4すべてが原因

C、骨盤や下肢の骨に大きな捻じれがある。→3、4が原因

D、背骨の上部、頸椎(首の骨)に大きな歪みがある→2が原因

以上のことから、仙腸関節を調整し動きを良くし、続いて、仙骨の調整。
さらに背骨の調整。

初日はここで終了。
ゆっくり立ってもらうと、
「あ~、まだ痛みはあるけど、一人で歩ける。すご~い」

「少しずつ、良くなると思いますので、出来るだけ、毎日通って下さいね」

「分かりました。また明日来ます」

このような歩行困難な場合でも仙腸関節の動きを良くする事で、歩きやすくなる場合があります。

2回目以降のエピソードは、次回、椎間板ヘルニアの手術の予定を回避!2でご紹介します。

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