「半年前にバイクで転んでから、股関節の痛み強く整形外科へ行ったんだけど、変形性股関節はあるけれども、そんなにひどくないし、痛み止めを出しておきましょうと言われたのですが、全然股関節の痛みが治まりません」
と、股関節の痛みが強く、変形性股関節があると診断された、60代男性、Mさん 長年仕事でオートバイに乗っています
身体をチェックすると、バイクで転んで打ったと思われる歪みがあります。左大腿骨が内側に入り、肋骨の変形、左腕が内側に入り上に上がっています。
次に右股関節付近をチェックすると、変形しています。
「Mさん、今回の交通事故以外に股関節に衝撃が加わったり手術したとかないですか?」
右の股関節が今回の転倒でできないような、不自然な歪みがありました。
「はい?あ~子供の頃股関節を犬に噛まれて、リンパの手術してますね。昔のことだからどうして手術したかは良く分からないですが、リンパにバイ菌でも入ったんですかね?」
「やはりそうでしたか、歪み方が不自然だったので、では早速調整しましょう」
大腿部、骨盤、肋骨、肩、そしてバランスを取っていた頭蓋骨の歪みまで、数回通って頂き調整
次に変形している股関節を調整。
10回ほど通って調整して頂いた頃。
「股関節がだいぶ楽になった、バイク乗ってても気にならないです、ありがとうございます」
「良かったですね」
「でも昔、犬に噛まれて手術した事が関係有るなんて、考えてもいませんでした。てっきりバイクで転んだのが原因と思ってました」
「もちろん、バイクで転倒して打った歪みもありました。そこも調整しました。たぶん噛まれたことと、手術で筋肉も切断しもともとより短くなり随時股関節を圧迫しているうちに変形してきたのでしょう。筋肉が元の長さに戻ったわけではないので、随時股関節は、少しずつ引っ張られているので、定期的に調整しに来て下さいね。」
「わかりました、また来週来ます」
バイクで転倒するなど、大きな衝撃で骨格が歪む事がありますが、手術などが原因で骨格が歪んでしまうこともあります
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