「娘がバレエで、膝を捻ってしまって、歩けない位、痛めたようなんですが、これから伺ってよろしいですか？」
と19歳の大学生の女性Yさんのお母さんからの電話、かなり深刻な感じでした。

ターンした時に捻ってしまったらしく。足を引きずって来院しました。
状態としては、捻った時に捻じれたようで、ひざ関節がずれていて、腫れもあります。
そのため、ふくらはぎと太ももの裏側がパンパンに張っている状態です。

まずは、ふくらはぎと、太ももの裏をほぐし、骨盤、股関節、腓骨を調整。
少し伸ばせるように。
「左膝の関節が捻じれいて、左足全体がの筋肉が硬直してるので、暫く通って下さい」

「分かりました。」

2回目
ひざ裏ほぐし、足首調整（外踝、踵）、腓骨調整、脛骨調整、股関節調整。
「痛みはあるのですが、足を引きずらなくなりました」

3回目
「膝の腫れが、だいぶ引いて来ました」
膝関節の調整　７か所に分けて。

4回目
「痛みがだいぶ弱くなりました」
膝関節調整3ヶ所、足首（内踝、外踝）足の指の付け根の骨の調整。

5回目
「普通に立った状態では、膝が伸びるようになったんですけど、バレエの基本の立ち姿勢（爪先を１８０度開いて立つ）の状態で膝が伸びないんです」
骨盤、背骨の調整、膝関節の調整。

6回目
「昨日、膝のストレッチをしたら、立ち姿勢でも膝が伸びうるようになりました。来週コンテストなので、練習再開しても、大丈夫ですか？」

「大丈夫だと思いますよ。少しずつ慣らして下さいね」
膝関節、股関節の調整。

7回目
「痛みもなく、普通に踊れました、少し腰が痛いです」
かなり練習したのか、全身の筋肉が硬直していたので、ほぐしが中心で腰痛があるようなので、仙腸関節の調整。

8回目
全体的にメンテナンスをして終了。
「先生、完全に良くなりました。これで明日無事にコンテストに出れます。ありがとうございます」

「頑張って下さいね」

「はい、頑張ります」

…・２か月後、定期メンテナンスに来院の際
「そういえば、コンテストどうでしたか？」

「はい、成績はすごく良くて、４位に入りました」

「良かったですね、おめでとう」

「でも、もう少しで、３位入賞だったので、少し悔しいです」

「次は、きっと入賞出来ますよ」

「ありがとうございます。頑張ります」