小学校２年生になったばかりのAくん

公園で遊んでいて、左足をすべらし捻ってしまったらしい。

Aくん
「走っていて急に止まろうとしたら滑ってグリってひねった、そしたら痛くなった」

私
「いつかな？」

お母さん
「もう１ヶ月にもなるんです。いつまでも痛いみたいで、足も引きずってるんです」

私
「どうやったら痛い？」

Aくん
「歩くと少し痛いし　こうすると痛い」
とつま先を曲げるしぐさをして教えてくれました。

私
「怪我したあと腫れたり、歩けなかったりしませんでした？」

Ａ
「痛いけど歩けた」

お母さん
「でも２,３日足付けなかったみたいです」

さっそく足首をチェック、外くるぶしが後方下方に、内くるぶしが逆方向に捻れています。
踵や他の下肢の骨も捻れがありました。
一つ一つ、痛くないように調整しました。

１回目終わった後
私
「ちょっと歩いてみて」

少しおっかなびっくりですがスムースに歩いています。
Aくん
「大丈夫、痛くない」

２回目来院
私
「どうでした？」

お母さん
「少しまだかばって歩いてるみたいです」

１回目の続きでこの日は踵付近を調整
続いて肋骨１０番調整

終了後
私
「ちょっと　飛び跳ねてみて」

Aくん
「あ～痛くないよ」

３回目来院
私
「まだ痛い？」

Aくん
「つま先を曲げると痛い」

実際軽く曲げても痛みがありました。
曲げて痛い部分を細かく調整しました。

終わった後もう一回つま先を曲げてみました。

Aくん
「大丈夫　痛くない」

元気に飛び跳ねていました。

軽い捻挫でも、湿布薬だけで痛みが治まらない場合があります。
その場合足首付近の骨格が歪んでいる場合があります。

嘉